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Vol.1092019年9月号

PICKUP.1鋼管杭基礎『e-pile next 』
某)事務所・店舗新築工事

中間層を打ち抜き支持層を確実に捉える、抜群の貫入性能

本物件は、再開発が進む武蔵小杉駅周辺に建設される地上8階建ての事務所兼店舗新築工事です。
支持層はSGL-17.0m以深N値60を超える安定した地盤となるが、到達までの間に存在する中間層SGL-14.9m~-16.1mのN値40以上、最大礫径50㎜程の砂礫層を打ち抜くことが今回、最大の課題となりました。様々な工法が相伴機スクリューオーガ併用による提案をする中、当e-pile next工法では、これまでの経験と実績から相伴機を要しない直打ちでの提案で、工期、コスト、ともに大幅なメリットをもたらすことができ採用となりました。実施工に於いても、堅固な地盤に負けない先端特殊部の「高力構造」と貫入性に優れた「菱形切削穴」とで、全ての杭をスムーズに予定深度まで貫入することができ、高い経済性と安心した施工品質をご提供することができました。
元請様には搬入誘導や養生鉄板等の安全確保など、
工事を円滑に進める様々なご協力を頂きました。

工事名
:事務所・店舗新築工事
施工地
:神奈川県川崎市中原区
用 途
:事務所・店舗(物販、飲食)
構 造
:鉄骨造(S) 地上8階
建築面積
:975.72㎡
工 期
:2019年6月22日~2019年7月2日
杭 径
:φ406.4㎜
拡翼径
:Dw 1000㎜
拡頭径
:-
深 度
:SGL-17.07m
支持力
:1,850kN
本 数
:20本

PICKUP.2経理マンが行くお盆

やっと長い梅雨が終わったと思ったら、もう秋雨前線が活発になり、
あっという間に夏が終わってしまいそうですね。しかしながら残暑も厳しいそうなので体調管理は万全にしてください。
さて、今回は弊社から車で1時間弱で行ける宮ヶ瀬ダムをご紹介したいと思います。そもそも神奈川県にある相模川は、昭和22年に相模ダムが完成し、昭和45年には城山ダムも完成しましたが、相模川流域では人口が増加し、上水道や工業用水道の需要は2つのダムが完成しても供給が追いつかない状態でした。更に当時の相模川はよく氾濫した為、治水安全を高めるために、堤防の建設や川幅拡幅を計画するも、用地の取得が大変困難でありました。更には東海道新幹線や東名高速道路の開通にあたり、万全の安全な治水対策が求められるようになっていきます。流域面積の大きい中津川は、合流点より下流に厚木市などの人口密集地帯があり、特に治水安全の重要性が指摘されていて、ダムによる洪水調節が計画されました。当初は「中津川ダム」として計画されていた宮ヶ瀬ダムは、昭和44年よりダム建設のための予備調査が開始され、2年後の昭和46年より特定多目的ダム事業としてスタートし、首都圏最大のダム計画は難航する補償交渉を経て、計画発表から29年後の平成12年12月にやっと完成しました。
関東地方では奈良俣ダム(楢俣川・158.0m)に次ぐ高さで堤高156.0m、堤頂長は約400m、総貯水容量は193,000,000立法メートルで奥多摩湖(小河内ダム)や奥利根湖(矢木沢ダム)に次ぐ関東屈指の大きなダムとなっています。 総事業費は、完成当時にして約3,970億円で、日本では最大級のダム事業でした。昭和46年にダム計画が正式に発表されつつも、ダム建設によって300戸が水没することから当時より猛烈な反対運動が持ち上がり、長期の補償交渉となっていきましたが、昭和52年3月28日には水源地域対策特別措置法の第9条指定ダムとして指定され、補償費国庫補助の嵩上げ対象となりました。
最終的には城山ダム建設時の補償内容と同様に代替地造成
による補償内容で交渉は妥結し、移転先としてダム上流部の
宮の平地区の他、厚木市宮の里や相模原市に代替造成地を建設、
宮ヶ瀬小・中学校を始め公民館、消防施設、JA出張所などの公共施設、
県道13.5kmの整備等を行い住民・地域の生活再建を図りました。
なお、清川村・津久井町(当時)・愛川町の3町村で移転を余儀なくされた住民は1,136名でした。去年、雨量不足によりダムの湖底に沈められた家々や道路があらわになった写真がニュースでも取り上げられたのはまだ記憶に新しい出来事です。
宮ヶ瀬湖では夏の花火大会を始め、12月に30mの天然のもみの木がイルミネーションに彩られクリスマスツリーとして湖畔に飾られます。観光放流は、放流量が1秒間に30立方メートル、放流時間は6分間、大きな轟音とともに、2本の白い水の筋がどんどん太くなっていき、大量に流れ落ちた川底からは、水しぶきがまるで煙のように舞い上がります。晴れた日は美しい虹も架かるようで、人気のショーとなっています。遊覧船も出ていますので、ぜひ一度観光してみてください。
※愛川町観光協会のホームページで詳しいダム放流時間、期間等をお知らせしています。その他、たくさんのイベント行事も載せていますので確認してからお越しください。

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