東部がお届けするインフォメーション・レター

Vol.1122019年12月号

PICKUP.1今年も一年、皆様に心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

PICKUP.2経理マンが行くSNS

天気の変化が激しく、秋と冬の間であるこの時期は体調を崩しがちですが、これから来る寒さに負けないよう、体調管理を万全にしてください。さて、先日大阪の女の子が行方不明になり、先日SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)で知り合った見ず知らずの男の家にいたことが判明し、無事に保護されました。今やSNSは情報を取るだけのツールではなく、人と人とのつながりを促進・サポートする、コミュニティサイトが主となっています。それは趣味や嗜好、居住地域、出身校、「友人の友人」といったつながりを通じて新たな人間関係を築くことを可能にしてしまうサービスです。パソコンを使い、WebサイトからログインするタイプのSNSは、パソコンのある環境からしかアクセスすることができませんでしたが、今ではスマホ用のアプリを提供している時代です。スマホを使えば、いつ、どこでも他人とつながることができる上、他人の様子がリアルタイムにわかるようになりました。逆にいうと、他人から距離を置くことが難しい環境になったのではないでしょうか。特に中高生の多くがスマホを利用している為、どこにいても他人とつながっていなければならない環境におかれています。子ども達はこのような環境に依存しないように成長していかなければなりません。ある県では、子ども達にTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)などの様々なSNSの中で、これらのサービスを利用していると回答した子どもは、小学生6.2%、中学生34.5%、高校生67.5%がTwitterを使っていて最も使われているSNSとなっています。Twitterは、短文投稿サイトとも呼ばれ「つぶやき」を発信するSNSです。1人で複数のアカウントを簡単に作ることができるため、本人だと表明していても、匿名で登録しているアカウントで趣味の仲間を探したりすることができます。警察庁の調べでは、「SNSや無料通話アプリ」をきっかけとして犯罪の被害に遭った児童は、平成29年の上半期だけで、全国で919人と過去最大となっており、被害者のうちの3分の1以上にあたる327人が、Twitterの被害にあっています。これは、SNSの特徴である簡単に複数の匿名のアカウントを作ることができること、検索により知り合い以外の人からも簡単に目をつけられてしまうことが原因と考えられています。SNSには、実名登録のものもありますが、SNSで関わる他の会員が、必ずしも本当のプロフィールを掲載しているとは限りません。多くのSNSは、登録する時に身分証明書類などで本人確認をされることがなく、誰でも簡単に利用できてしまいます。
近年では面白半分の不適切な画像や動画の投稿が目立ち、自分では面白いと思って投稿しても、他の人には不愉快であったり、社会的に許されなかったりすることがあります。このような投稿は、コピーが繰り返されて拡散し個人が特定されてしまいます。中には投稿が元で、就職の合格内定が取り消されたりと、一生後悔することになるかもしれません。最近の企業は採用人事で、応募者の人柄や行動についてSNSを確認するのが当たり前になっています。一度インターネットに公開した情報は、半永久的に残ってしまい、完全に削除することは困難です。このことから、専門家は「デジタルタトゥー(電子的入れ墨)」と呼んで、安易に不適切な投稿はしないよう、警鐘を鳴らしています。便利なSNSですが、使いこなすにはこの仕組みやサービスをよく理解し、トラブルに遭うことのないよう、一人一人、また社会全体でこの問題に関わらなくてはなりません。

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