東部がお届けするインフォメーション・レター

Vol.1192020年7月号

PICKUP.1e-p joint 従来技術の概念を超えた
「機械式無溶接継手」

PICKUP.2経理マンが行くマスク事情

コロナで幕開けとなった令和2年。早くも梅雨に入りました。 自粛モードも解けて、街にも少しずつですが活気も出始め、いつもの風景に戻りつつあります。・・・ですが、依然マスクは品薄状態です。増産しているとか、中国工場が再開した、と聞きますが、では何故品薄なのでしょう。ドラッグストアにも、スーパーでも品薄なのに、何故か意外な場所で売られているのをよく目にします。例えば100円均一ショップやタピオカ店、中華料理店や露天でも箱積みで売られています。 これはリスクを覚悟して中国のマスク工場に直接生産依頼・注文を出しているから。現在はこの方法でしか手に入れる事が出来ないそうです。ましてや、普段からお付き合いがある商社しか中国側は相手にしてくれません。また、取引は「前現金」のみで、数百万枚からの注文で生産をスタートするため、依頼しても失敗すれば、商社は大赤字です。このようなリスクを背負い対応出来るのは、法人向けの記念品や販促品を扱っている商社だけです。この商品自体は通常、一般小売り店販売用でないため、いわゆる「スーパー」や「ドラックストア」には供給されない企業間取引専用品となります。しかもスーパーやドラッグストアでは、リスク覚悟の前払い現金で購入はしません。それでも一部の販売店などが購入し、大手のショッピングモールなどでは、これを個人向けに一般販売をしており、結果として即出し可能な マスクがたまに市場にあるのではと予想されます。 これが、一般の市場供給ルートにマスクが売られていない 理由の一つとなっている訳です。実際中国では、すでに 1工場で1日数十万枚を生産し、注文も可能な状態ですが、 今や中国では「マスクを売れば儲かる」という流れになっており、馴染みの商社以外は、いわゆる「出し惜しみ」と「高値販売」をしていた訳ですが、意外にも手作りマスクが流行りだしてしまい、生産して余ってしまうマスクに慌てた数十ケ所もある中国工場では、一気に日本商社への売り込みを始め、今やあちらこちらで中国商社からの売り込みが殺到しているようです。価格は50枚で2,000円程度でしょうか。過去に1枚5円ほどの同等商品からは想像もつきませんね。現在、国際的に原材料の不織布が高騰し、従来の騒動前金額に戻る事はしばらくなさそうです。実際中国の市場販売価格は1枚30円。流通コストを計算すれば、日本販売価格は、5月は1枚55円(込)、6月は1枚44円(込)、7月は1枚33円(込)、1年後には、ウイルス騒動前の、1枚5円・6円になる可能性もあるのではないかと予想されている方もいらっしゃいます。 とはいえ、UNIQLOの「エアリズムマスク」が1時間30分でネット注文含め全店舗で完売になるご時世です。医療現場等は無理だとしても、果たして使い捨てマスクはこの先一般ユーザーに受け入れられるのでしょうか。「もったいない」精神と手先が「器用」な日本人が、「使い捨て」ではなく高品質で再利用可能な商品を開発生産し、物を大切にするのも納得がいきますね。 コロナウイルスの特効薬が作られるまでは、健康に留意し暑い夏を乗り切りましょう。

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